インクジェット印刷製法

【読み】「いんくじぇっといんさつせいほう」【英】Inkjet Printing Method

 インクジェット印刷製法は、液状の材料を微細なノズルから基板に直接吹き付けて膜を形成する製造技術である。ペロブスカイト太陽電池の研究開発で主流の「スピンコート法」が基板を高速回転させて材料を振り落とすのに対し、必要な箇所にのみ材料を塗布できるため、資源の損失を抑えられる。

 この製法はデジタルデータに基づいてインクの吐出を制御するため、複雑なパターンを自在に描き分けることが可能であり、大面積のパネルを高い材料利用効率で連続生産できる。ムラや偏りの原因となる基板を回転させる工程がないため、歩留まりの向上にも直結する。また、真空設備を必要としない印刷プロセスであるため、設備投資額や製造時のエネルギー消費量を低く抑えられる利点がある。

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