福岡市、政令市初となる商用ペロブスカイト太陽電池を導入

 福岡市は、市内の小中学校3校の体育館屋根に国産フィルム型ペロブスカイト太陽電池を導入すると2026年6月8日に発表した。

・政令市初となる商用フィルム型ペロブスカイト太陽電池の市有施設への導入事例
・薄型軽量の特性を活かし耐荷重の小さい学校体育館の屋根に計25.08kWを設置

 福岡市は環境省事業の採択を受け、政令指定都市として初めて商用製品のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を市有施設に設置する。対象とするのは、高宮中学校、老司小学校、原西小学校の体育館屋根である。合計導入容量は25.08kWとなる。

 太陽電池には、積水ソーラーフィルムが2026年3月に商用化した製品を採用した。フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、薄型かつ軽量であるため、従来のシリコン系太陽電池では重量制限により設置が困難であった屋根や壁面への導入が可能となる。また、主原料であるヨウ素は国内で調達可能であり、次世代の国産太陽電池として期待されている技術である。

 同市は本事業を通じて、創エネルギーの場所が限られる都市部における新たなモデルを構築し、温室効果ガス(GHG)排出量の実質ゼロに向けた取り組みを進める。また、学校施設へ設置することで、児童や生徒への環境教育を促進するとともに、避難所としての機能強化も図る方針である。 設置工事は高宮中学校から順次開始され、2026年9月下旬までに3校すべての施工が完了する予定である。2026年8月ごろには、高宮中学校で見学会の開催を予定している。

参考資料: 福岡市

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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