国土交通省は、道路における社会実験事業で、福岡県のペロブスカイト太陽電池を活用した実証事業を採択したと、2026年6月29日に発表した。
・地下歩道屋根にペロブスカイト太陽電池を設置し発電性能や耐久性を検証
・環境負荷軽減や非常時運用を評価し今後の活用を検討
国土交通省九州地方整備局は、道路施策の導入に先立って試行・評価を行う国土交通省の社会実験事業について、2026年度の採択結果を公表した。この中で、福岡県が申請した「道路施設におけるペロブスカイト太陽電池の導入実証実験」が採択されている。
同実験は、道路空間における再生可能エネルギーの活用拡大を目的としている。具体的には、県道福岡筑紫野線にある向佐野地下歩道(福岡県太宰府市)の屋根にペロブスカイト太陽電池を設置し、実際の環境下における発電性能や耐久性のモニタリングを行う。
モニタリングで得られた結果は、環境負荷の軽減や非常時の運用といった観点から取りまとめられる予定である。本実験は複数年度にわたる現地実証実験タイプとして位置付けられている。福岡県は、得られた知見をもとに今後の道路施設へのペロブスカイト太陽電池の活用検討を進めるとしている。
参考資料: 国土交通省九州地方整備局
