千葉県産ヨウ素を活用、水田でのペロブスカイト太陽電池実証が千葉大学で始動

 千葉銀行や積水ソーラーフィルムらが、国内初となる水田へのフィルム型ペロブスカイト太陽電池を用いた営農型太陽光発電の実証実験を開始した。千葉銀行が、2026年5月14日に発表した。

・水田でフィルム型ペロブスカイト太陽電池を用いた営農型発電の国内初の実証実験
・千葉県産ヨウ素を活用した次世代太陽電池による地域循環型エネルギーモデルの構築

 千葉銀行、ひまわりグリーンエナジー、積水ソーラーフィルム、TERRA、千葉大学の5者は、2026年3月に千葉大学柏の葉キャンパス内の水田へ営農型太陽光発電設備を設置した。同年5月11日に当該水田で田植えを行い、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を活用した実証実験を本格的に開始した。水田においてフィルム型の同電池を用いた営農型発電を行う取り組みは国内で初めてという。

 本プロジェクトの目的は、千葉県の主要産業である農業と、同県が世界的な生産シェアを占めるヨウ素を原料とするペロブスカイト太陽電池を組み合わせることである。これにより、地域の資源を再生可能エネルギー電源へと転換し、持続可能な農業経営モデルの構築を目指す。

 千葉銀行グループは、「地域まるごと GX」の実現に向けて、ペロブスカイト太陽電池を活用した農業経営モデルの構築および普及促進を図る。

参考資料: 千葉銀行

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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