神戸空港の制限区域内にペロブスカイト設置、神戸市が積水化学らと共同実証

 神戸市は、積水化学工業、積水ソーラーフィルム、関西エアポート神戸と連携し、神戸空港の制限区域内でペロブスカイト太陽電池の実証実験を2025年6月から実施している。2025年6月17日に発表した。

・国内で初めて空港制限区域内にペロブスカイト太陽電池を設置
・軽量・柔軟なフィルム型の特性を活かし滑走路横の着陸帯を活用

 実証実験では、防草シート上に取り付けたフィルム型ペロブスカイト太陽電池を、神戸空港制限区域内の緑地帯(着陸帯)に設置する。主な検証項目として、空港特有の耐風性能などの安全性、施工方法、長期的な耐久性と発電効率の計測を挙げる。期間は、2025年6月から2027年3月までの予定。

 役割分担として、神戸市が全体調整と広報を担い、積水ソーラーフィルムが電池の設計・施工および成果分析を行う。関西エアポート神戸は実証フィールドを提供する。

 今後、神戸市は、実証での知見をもとに市域への導入拡大に向け、関連事業者との協議・連携する。

 従来のシリンコン系太陽光パネルは、空港において障害物として扱われ、着陸帯への設置が難しかったほか、耐荷重上の問題から格納庫への導入も困難だった。ペロブスカイト太陽電池を技術的検証を進めることで、これらの場所への導入につながると期待されているという。

参考資料: 神戸市

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