日揮のフィルム型ペロブスカイト向け新施工法がNEDO事業に採択

 日揮は、独自に開発を進めるフィルム型次世代太陽電池向けの施工法「シート工法」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業に採択されたと、2025年9月24日に発表した。

・フィルム型太陽電池の特性を活かし多様な設置場所に対応する「シート工法」を開発
・従来型のシリコン製太陽電池と比較して約35%の施工コスト削減を目指す

 今回、NEDOの「太陽光発電導入拡大等技術開発事業/設置場所に応じた太陽光発電システム技術開発」に採択された、日揮のシート工法は、ペロブスカイト太陽電池をはじめとするフィルム型太陽電池の薄く、軽く、曲がる特性を損なわずに耐荷重性の低い屋根や建物の壁面などへの設置を可能にする。これまでも北海道・苫小牧や神奈川・江の島などで実証試験を重ねてきた。

 今回のNEDO事業では、2025年度から2027年度にかけて、さらなる実用化に向けた取り組みを進める。具体的には、フィルム型太陽電池の大型化や長大化を実現するためのモジュール開発に加え、現場の作業負担を軽減する専用の治具(留め具や締め具)の開発を行う。これにより、多様な形状の屋根や壁といったあらゆる設置環境に適応可能な架台システムを構築し、施工コストをシリコン製太陽電池比で約35%削減することを目指す。

 エネルギー分野におけるEPC(設計・調達・建設)の知見を活かし、低コストかつ設置場所の拡大に寄与する施工方法の提供に取り組む。

参考資料: 日揮ホールディングス

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