ケミトックス、ペロブスカイトの材料評価を一貫支援

 太陽電池評価大手のケミトックスは、次世代型「ペロブスカイト太陽電池」の試作サービスを本格開始したと、2025年12月5日に発表した。

・材料メーカー向けに評価用セル・モジュールの作製と材料比較のワンストップサービスを提供
・東大の瀬川 浩司 教授と連携し平均発電効率19.7%の再現性の高いサンプル作製を確立

LED定常光ソーラシミュレータ

 同サービスは、ペロブスカイト太陽電池への参入を図る部材メーカーの要望に応じ、特定の材料を組み込んだセルを作製して比較評価を行うもの。同電池は軽量で柔軟な一方、実用化に向けては品質の確保や耐久性が課題となっている。同社は2022年から東大の瀬川 浩司 教授の協力を得て研究開発を進め、再現性の高いデバイス試作技術を確立した。

 評価体制では、国内の試験機関で初となる「LED定常光ソーラシミュレータ」を導入。複数の波長のLEDを組み合わせることで、従来の装置では困難だった太陽光に極めて近い近似光の定常照射を可能にした。これにより、光に反応して挙動が変化するペロブスカイト特有の性質を、屋外稼働に近い状態で正確に測定できる。

 今後は、シリコン系太陽電池で培った知見を活かし、光照射による長期劣化試験などの受託を拡大する。

参考資料: ケミトックス

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