神奈川県は、次世代太陽電池スタートアップのPXPと、ペロブスカイト太陽電池とカルコパイライト太陽電池を重ね合わせた「次世代型タンデム太陽電池」の社会実装に向けた連携協定を締結する。2026年1月21日に発表した。
・異なる波長の光を吸収し高い発電効率を実現する国産の次世代型タンデム太陽電池の普及を目指す
・2026年度に国内初の試みとして県有施設3か所において順次実証試験を開始する

本協定に基づき、両者は神奈川県内で実証を進める。PXPは実証に必要な太陽電池の提供、設置、および得られたデータの解析を担う。一方、県は実証場所の調整や提供を行うほか、将来的な県有施設への本格導入に向けた検討を進める。具体的には、2026年度から国内初の取組として、県有施設3か所での実証を順次開始する予定だ。
PXPが開発した次世代型タンデム太陽電池は、ペロブスカイト太陽電池とカルコパイライト太陽電池を積み重ねた構造を持ち、それぞれの得意な波長の光を吸収することで高い発電効率を実現する。また「薄い、軽い、曲げられる」という特長を併せ持つため、耐荷重の制約がある工場や倉庫の屋根、壁面など、従来のシリコン型パネルでは設置が困難だった場所への導入が期待されている。
参考資料: 神奈川県
