トヨタ輸送らがカルコパイライトと導風板を一体化、車両運搬車の環境性能向上へ

 トヨタ輸送とSYは、車両運搬車の導風板にPXP製のカルコパイライト太陽電池を搭載した実証導入を開始したと、2026年4月3日に発表した。

・導風板の空力性能に太陽光発電機能を付加し燃費向上とCO2排出量削減の両立を目指す
・豊田通商が企画しPXPの太陽電池技術とSYの設計技術を組み合わせた4社連携体制

 トヨタ輸送は、車両走行時の空気抵抗を低減する導風板に、次世代型太陽電池であるカルコパイライト太陽電池を一体化させた。本取り組みは、車両装備そのものに機能性と環境価値を持たせることを目的としている。同社は2024年10月からキャブ上部にカルコパイライト太陽電池を設置する実証を行っており、一定の燃費向上効果が確認されたことから、より実用性と一体性の高い導風板型への展開に至った。

 本プロジェクトは、豊田通商による企画・提案を軸に、SYが導風板の設計と製作を、PXPが太陽電池の提供と技術支援をそれぞれ担当した。SYはPXP製の太陽電池を効率的に搭載しつつ、本来の空力性能や耐久性を損なわない構造を設計している。

 現在はトヨタ輸送が運行する実際の車両運搬車に搭載されており、実運行環境下での検証が進めている。今後は得られたデータに基づき、燃費やCO2排出量への影響を詳細に評価する。トヨタ輸送とSYは、この結果を踏まえて実用性や展開可能性を検討する。

参考資料: トヨタ輸送

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