リコー、大和ハウス工業、NTTアノードエナジーの3社によるコンソーシアムが提案したペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた技術開発・実証事業が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金に採択された。2025年9月10日に発表した。
・インクジェット印刷技術を用いたペロブスカイト太陽電池の生産・施工・電装技術を開発
・2030年度に年間製造能力300MW以上および発電コスト14円/kWhの達成を目標に掲げる

同事業では、リコーが持つインクジェットヘッドやロールtoロール搬送技術を活用し、ペロブスカイト太陽電池の高変換効率化、高耐久化、低コスト化を推進する。インクジェット印刷による高精度パターニングは、任意の場所に機能層を積層できるため、サイズのカスタマイズや意匠性の付与が可能となる。
大和ハウス工業は、大型物流倉庫の屋根やデータセンターの外壁などの建築物への実装に向けた施工技術を開発する。
NTTアノードエナジーは、曲面屋根や壁面で生じる不均等な日射による発電量低下を解決するため、モジュール配列や独自開発のパワーコンディショナを用いた電装設計技術の開発する。
今後は、建材一体型(BIPV)および建物据付型(BAPV)に向けた技術を確立し、2030年度に年間製造能力300MW以上と発電コスト14円/kWhを目指す。
参考資料: リコー
