受電設備などを製造・販売する日東工業は、愛知県によるペロブスカイト太陽電池設置の実証事業に参画する。2026年3月31日に発表した。
・全国に約130万口ある高圧受電設備の設置適地を検証
・配電システムの課題を抽出するとともにエネルギーマネジメントの確立へ

愛知県の「ペロブスカイト太陽電池普及拡大プロジェクト」は、ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けたモデルケースの確立を目指すもの。日東工業はグループ会社のEMソリューションズと共同で同事業に応募し、自社の瀬戸工場(愛知県瀬戸市)が実証フィールドとして選定された。
実証では、約1kW程度のペロブスカイト太陽電池(アイシン製)を工場内にある高圧受電設備の天面と扉面に設置し、周辺設備の電源として活用する。発電量の測定や経年変化を検証する。配電システムとの連携や、電気設計・施工の課題を抽出するとともに、効率的なエネルギーマネジメントの開発を進める。期間は、2026年11月頃から約2〜3年間を予定している。
国内で太陽光発電の好適地が減少する中、両社は工場や商業施設、ビルなどに全国約130万口存在する高圧受電設備のポテンシャルに着目した。
日東工業が実証フィールドの提供、発電量の測定、経年変化の観測などを担当し、EMソリューションズが電気設備の設計、施工を担当する。
参考資料: 日東工業
