ペロブスカイトの測定時間を最大50%短縮、ケミトックスが新手法を開発

 ケミトックスは、ペロブスカイト太陽電池の特性に最適化し、測定時間を短縮する新たな出力測定手法を開発した。2026年4月14日に発表した。

・MPPTによる最大出力測定値とI-V特性測定値を一致させ測定精度を向上
・測定工程の統合により従来の手法と比較して測定時間を最大50%短縮

 ペロブスカイト太陽電池は、従来の結晶シリコン太陽電池に比べて光応答特性が遅く、光照射によって特性が変化する性質を持つ。そのため、短時間のパルス光では正確な評価が難しく、測定の長時間化が実用化に向けた課題となっていた。

 従来の評価では、最大出力値を測定する「MPPT」と、電流値・電圧値を長時間変化させながら測定する「I-V特性測定」の2つの測定方法が併用されている。今回開発した手法は、これら2つの測定を統合したものである。

開発した測定手法によるペロブスカイト太陽電池の出力測定例

 これにより、MPPTで得られる最大出力値とI-V特性上の最大出力値を一致させる。さらに、I-V特性測定の掃引を一元化することで、製品によっては測定時間を約50%短縮できるという。同手法について特許出願した(特願2026-005206)。

参考資料: ケミトックス

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