米Tandem PVは、年産40MWに対応するタンデム型太陽電池の工場をカリフォルニア州フリーモントに開設した。2026年4月20日に発表した。
・年産40MWの能力を持つ新工場で大型タンデムパネルの商業生産と市場導入を加速する
・2026年中に販売を開始し、2028年に量産化へ

新設した約6万5000平方フィートのフリーモント工場では、ペロブスカイト層とシリコン太陽電池を積層したタンデム型パネルを製造する。本施設を、研究開発段階から商用規模の製造への転換を目的とした「商業実証工場」と位置づけており、今後、電力事業用(ユーティリティスケール)プロジェクトへの適用を前提とした量産体制の検証を行う。
同社のパネルは研究開発用デバイスの約60倍に大型化されている。また、内部テストでは29.7%の変換効率を記録した。課題とされる耐久性についても、最新世代は加速寿命試験で年間平均出力低下率が1%未満に抑えられており、1年前と比較して約10倍の改善を示したとする。
Tandem PVのスコット・ウォートンCEOは、「今回の工場開設は、印象的な研究成果から、商業的に意義のある規模での再現可能な製造へと移行することを意味する」と述べている。同社は2026年中に本工場から初の商業用パネルを出荷し、2028年にはさらなる大規模量産を開始する計画だ。
参考資料: Tandem PV
