PXPの「ペロブスカイトCISタンデム電池」がNEDO事業に採択

 PXPは、同社が提案した「ペロブスカイトCIS軽量タンデム太陽電池モジュールの開発」が、NEDOの2025年度「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」に採択され、事業を開始した。2025年11月17日に発表した。

・ペロブスカイトとCISを組み合わせたタンデム構造を採用
・モジュール重量が1平方メートルあたり0.7kg、厚さ0.7mm

 本事業は、国内の太陽光発電設備が過密化し設置適地が不足する中、従来設置が困難だった場所への導入拡大を目指すものである。PXPが開発に取り組む「ペロブスカイトCIS軽量タンデム太陽電池」は、先行するペロブスカイトSi(シリコン)タンデム型と比較して、吸収波長の制御が可能であるため理論変換効率が高いという特徴を持つ。また、セルの重さは1平方メートルあたり0.2kg、モジュール化しても0.7kgと極めて軽く、厚さも0.7mmに抑えられている。

 技術開発の具体的な内容としては、タンデム太陽電池の変換効率と耐久性のさらなる向上を図るとともに、大面積モジュール化技術の確立に取り組む。これにより、これまで荷重制限などで設置を見送っていた産業用施設の屋根や、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)、自動車などの移動体、さらには道路や通信インフラといった多用途への展開を可能にする。

 今後は、国産の「曲がる太陽電池」としての強みを活かし、早期の実用化を目指す方針である。

参考資料: PXP

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