阪急電鉄と阪急阪神不動産が、建設中のオフィスビル外装にパナソニックHD開発のガラス型ペロブスカイト太陽電池を実装する。2026年3月4日に発表した。
・国内で初めて新築オフィスビルの外装にガラス型ペロブスカイト太陽電池を実装する
・建材ガラスに発電機能を一体化し意匠性を保持しながらバルコニー手摺りとして活用する

阪急電鉄および阪急阪神不動産は、「(仮称)東阪急ビル建替計画」で建設を進めているオフィスビルの最上階(10階)バルコニー手摺りに、パナソニックHDが開発したガラス型ペロブスカイト太陽電池を導入する。新築オフィスビルの外装に同電池を実装するのは国内初の試みとなる。
本計画で採用されるガラス型PSCは、建材ガラスを基板とし、発電機能をガラスと一体化させたものである。これにより、手摺りとしての機能を維持しながら、外観デザインと調和した形で太陽電池を組み込むことが可能となった。今回の実装では、高さ1.4m、幅33mの範囲に計18枚のガラス型PSCを設置する予定である。

本建物は、すでにZEB Ready認証やDBJ Green Building認証の最高評価を取得している。今回の実装を通じて、従来は太陽電池の設置が困難であった外装部での活用効果を検証し、今後の開発案件や改修計画における新たな活用手法を検討する方針だ。
対象となるビルは2025年10月に着工しており、現在は杭工事が進行している。竣工は2027年12月を予定している。
参考資料: 阪急電鉄
