エネコートテクノロジーズは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した「宇宙戦略基金事業」において宇宙用ペロブスカイト太陽電池の実用化開発案を提案し、2026年3月13日に採択された。
・ロケット搭載時の小型軽量化と宇宙空間での高い放射線耐性を備えた電池を開発
・京都大学発スタートアップの技術を基に宇宙用実用化をミッションとして推進
エネコートテクノロジーズが採択されたのは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)による宇宙戦略基金事業の技術開発テーマ「SX中核領域発展研究『SX-ARK』(熱とデバイス)」である。本事業を通じて、宇宙空間での使用に適した次世代太陽電池の開発に取り組む。
宇宙用太陽電池には、ロケット打ち上げ時の積載効率を高めるための小型・軽量化が求められる。また、宇宙空間特有の強い放射線環境下でも性能を維持できる高い耐久性が必要となる。ペロブスカイト太陽電池は「薄く、軽く、柔軟」という特性を持ち、これらの要求を満たす次世代技術として期待されている。
エネコートは、京都大学化学研究所若宮研究室の研究成果を実用化するために2018年に設立された京都大学発のスタートアップである。同社は、IoT機器向けの低照度用やカーボンニュートラル実現に向けた高照度用、さらに車載用太陽電池の開発を展開してきた。
今回の採択を受け、同社は宇宙用ペロブスカイト太陽電池の実用化を重要なコーポレートミッションの一つに据える。
参考資料: エネコートテクノロジーズ
