兵庫県のスタートアップ支援にペロブスカイトを開発する先端科学研究所が採択

 兵庫県は、ペロブスカイト太陽電池を開発する先端科学研究所をスタートアップ支援プログラムに採択したと2026年6月18日に発表した。

・多孔質材料を用い20年の耐久性と完全大気中での製造を両立
・インジウム不使用のFTOガラス基板を採用し材料の再利用が可能

 兵庫県の「Leap Forward HYOGO」は、約1年間の集中的な協業先や販路開拓の支援を通じ、事業成長を後押しする制度である。今回、採択企業5社を決定し、その1つとしてペロブスカイト太陽電池を開発する先端科学研究所を選定した。

 先端科学研究所が開発しているペロブスカイト太陽電池は、電池材料を多孔質な材料に加工し、その細孔内でペロブスカイトを結晶化させる技術を用いる。これにより、20年間発電効率が変わらない耐久性を実現するとともに、完全大気中での製造工程を構築し、安価な電力の生成を可能にするとしている。

 部材の面では、基板に希少金属であるインジウムを含まないFTO(フッ素ドープ酸化スズ)ガラス基板を採用し、資源枯渇の課題に対応しているとする。さらに、基板のガラスや電池材料はリサイクル可能な設計となっているという。

 Leap Forward HYOGOは、キックオフイベントを2026年6月29日に神戸市中央区の起業プラザひょうごで開催する。採択された5社によるピッチや個別面談を実施する。

参考資料: 兵庫県

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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