エネルギーサービス事業を展開するシーエナジーは、太陽光発電の施工を手掛けるアクトと共同で、電力系統に接続したペロブスカイト太陽電池の実証を2026年9月18日に愛知県で開始した。3年間の運用を通じ、商用化に向けた知見を蓄積する。
実証では、ガラス型の同電池をCEPO半田バイオマス発電所(愛知県半田市)構内に設置した。今後は、複数の太陽電池を重ね合わせるタンデム型の導入も予定している。

発電出力の想定はガラス型で38.7kW。タンデム型を含めると合計約66kWとなり、年間で一般家庭約24世帯分(約7万7000kWh)の発電量に相当する。系統連系を伴う同電池の実証としては国内最大規模だという。
発電した電力は送電網を介し、シーエナジーがエネルギーサービスを提供する知多半島総合医療センター(同市)で使用する方針だ。
実運用環境下で発電量や劣化特性、運用コストなどを総合的に評価するほか、種々の設置工法を比較・検証する。得られたデータを生かし、顧客ニーズや立地条件に応じた発電設備の提案につなげる。
参考資料:シーエナジー
