総合機械商社の第一実業は、ペロブスカイト太陽電池関連の製造装置・技術を、2026年10月13日から14日に米国・サンフランシスコで開催されるカンファレンス「PV CellTech USA 2026」に展示する。国内外メーカーの製品・技術をアピールする。2026年10月6日に発表した。
同社の米国現地法人であるDAIICHI JITSUGYO(AMERICA)を通じ、パナソニック プロダクションエンジニアリング製のインクジェット装置と自動光学検査(AOI)装置、米アルファ・プレシジョン・システムズ製のターンキーソリューションなどを展示する。
インクジェット装置は太陽電池の成膜・塗布プロセスに用いる。高精細や耐溶剤性など用途に合わせたヘッドを並列搭載した独自のラインヘッドにより、大型基板への一括塗布(ワンパス印刷)が可能だとする。液滴の飛翔や着弾精度を観測する機能も備え、研究開発から量産まで各フェーズに応じた装置設計を請け負う。

AOI装置は、2種類の照明方式による欠陥検出技術で製造工程の外観検査を担う。検査データの分析を通じた品質・工程管理や予知保全に利用できるほか、クリーンブース仕様やカメラ台数などの柔軟なカスタマイズにも応じる。

ターンキーソリューションは、アルファが開発したスロットダイ塗工装置、真空乾燥装置、熱乾燥装置を中心に、製造設備の導入から工程構築までを支援する。ガラスやフレキシブル基材に対応し、発電効率は300ミリ角で23%以上、1200×600ミリで20%以上を記録しているという。設備単体にとどまらず、材料レシピも含めた総合的な提案で量産化を支援するとしている。

参考資料: 第一実業
