伊勢化学工業、米国でヨウ素抽出権を取得 2030年に年間3000MT生産へ

 伊勢化学工業は、ペロブスカイト太陽電池の主原料であるヨウ素を、米国の油田かん水から抽出し商業化する権利を取得したと2026年6月26日に発表した。

・米国内の油田かん水資源を活用し新たな供給源を確立
・設備全額負担で2030年に年間約3000MTの生産を目標

 伊勢化学工業は米国Select Water Solutions(以下、Select社)および自社の完全子会社であるWoodward Iodine Corporationとともに、米国における油田かん水からのヨウ素抽出と商業化に関する契約「Iodine Extraction Agreement」を現地時間6月25日に締結した。

 今後のヨウ素需要の拡大を見据え、Select社が持つ広範なネットワークを通じて利用可能な油田かん水資源を活用し、米国内における新規のヨウ素供給源の確立を目指す。本契約により、Select社が保有する油田かん水からヨウ素を抽出し、商業化する権利を伊勢化学工業が取得した。契約期間は初期で10年間とされ、伊勢化学工業側のオプションにより最大20年間まで延長が可能となっている。

 本事業に関わる設備投資を伊勢化学工業が全額を負担する。両社は本契約を通じて新たな生産体制を構築し、2030年に年間約3000MTのヨウ素生産を目指す。

参考資料: 伊勢化学工業

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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