アルコニックスがPXPに出資、カルコパイライト太陽電池の原材料供給や再資源化で協業へ

 レアメタル加工品の販売などを手掛けるアルコニックスは、次世代太陽電池を開発するPXPに出資すると2026年7月9日に発表した。

・アルコニックスベンチャーズがPXPに出資
・太陽電池向けの重要鉱物サプライチェーンを構築

 アルコニックスのコーポレートベンチャーキャピタルであるアルコニックスベンチャーズは、PXPに出資した。PXPが開発を進めるカルコパイライト太陽電池や太陽光パネルの事業領域で、アルコニックスグループの知見やネットワークを活かした協業の可能性を検討する。

 PXPはカルコパイライト太陽電池、それとペロブスカイト太陽電池を積層したタンデム型太陽電池を開発・製造している。同社のカルコパイライト型太陽電池は、従来のシリコン型と比較して重量が10分の1以下(1kg/㎡以下)と軽量であり、曲面にも設置可能な柔軟性を備えている。また、ペロブスカイト太陽電池と比較して、衝撃や火災に対する高い耐性を有し、発電効率が低下しにくい特徴があるという。これらの特性から、屋根の耐荷重性能が十分でない古い工場や施設の屋上への導入拡大が見込まれるとする。

 社会実装に向けては、重要鉱物の安定調達と、製造工程で発生するレアメタルスクラップの再資源化を組み込んだ供給網づくりが課題となる。アルコニックスグループはレアメタル分野の知見や調達能力、非鉄金属のリサイクル機能を保有しており、本出資を通じて、原材料供給や使用済み原料の再資源化などの協業事業を創出を目指す。

参考資料: アルコニックス

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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