真空成膜装置の新明和工業、カルコパイライトやタンデム型太陽電池を開発するPXPに出資

 真空成膜装置を製造・販売する新明和工業は、次世代型太陽電池を開発するPXPに出資した。2026年5月14日に発表した。

・PXPの量産プロセスで新明和工業製真空成膜装置の導入検討
・軽量・フレキシブルな次世代太陽電池による産業屋根市場への展開

 PXPは、軽量で柔軟なカルコパイライト太陽電池や、これにペロブスカイト太陽電池を積層したタンデム型の開発を進めている。

 新明和工業は、PXPの電池について、機能性と経済合理性を兼ね備え、社会実装の可能性が高いと評価した。加えて、PXPが確立した太陽電池のドライ製法(真空成膜)による量産プロセスで、新明和工業の真空成膜装置の導入が検討されていることも出資の決め手となった。

 PXPは、次世代太陽電池の市場として、産業屋根、人工衛星、モビリティ(EV)、携帯基地局/デジタルサイネージ、アウトドア・防災の5分野を想定する。中でも、産業屋根を当面の最大需要層と見込む。工場などは電力消費が多い半面、建屋の耐荷重制限で従来の重いパネルを設置できないケースが多いという。そのため、軽量な次世代パネルの導入余地が大きい。

参考資料: 新明和工業

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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