経済産業省は、ペロブスカイト太陽電池などのGX(グリーントランスフォーメーション)技術への設備投資を支援する「GXサプライチェーン構築支援事業」の予算として、2027年度の概算要求で1134億円を盛り込んだ。同事業費は国庫債務負担行為を含めると総額2045億円となる。
「GXサプライチェーン構築支援事業」は、 世界に先駆けて、国内でGX分野における製造サプライチェーンの構築を目指すもの。対象とする技術は、ペロブスカイト太陽電池をはじめ、水電解装置や浮体式等洋上風力発電設備、燃料電池、HVDC(High Voltage Direct Current、高圧直流送電)ケーブル、水素Readyガスタービン(水素への移行に対応するガスタービン)などである。上記技術や関連部素材の生産に係る設備投資などを補助する。
同事業ではこれまで、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を開発する積水化学工業、同電池のレーザー加工装置を開発する片岡製作所、三星ダイヤモンド工業が採択されている。

また、同事業の事務局が、2026年2月27日にペロブスカイト太陽電池の主原料であるヨウ素化合物を生産するチカモチ純薬を採択したと発表していたが、2026年8月19日に採択条件に基づいて採択を取り消した。
参考資料:経済産業省
