JET測定のオールペロブスカイトのタンデム型が26.2%で世界最高に

 太陽電池の測定機関である電気安全環境研究所(JET)は、同研究所が測定したペロブスカイト/ペロブスカイトのタンデム型太陽電池の変換効率が26.2%を記録し、世界最高値として登録されたと2026年6月10日に発表した。

・オールペロブスカイトのタンデム型ミニモジュールで変換効率26.2%の世界最高値を記録
・国内で太陽電池の性能評価や認証を行う電気安全環境研究所(JET)が測定

 JETは、測定機関として認定登録されており、ペロブスカイト太陽電池をはじめとする太陽電池の性能評価を担っている。今回、JETが測定したRenshine Solar (Suzhou) Co., Ltd.とNanjing University(南京大学)が作製した2つのペロブスカイト太陽電池を重ね合わせたタンデム型太陽電池のミニモジュールが変換効率26.2%を記録し、学術論文誌Jouleに掲載された『Solar cell efficiency tables: Version 68』に登録された。

 JETによると、Solar cell efficiency tablesは、太陽電池の世界最高効率値を継続的に発表しており、国内外の太陽電池メーカーや研究者にとって重要な指標の1つになっている。

 なお、今回更新された「Version 68」では、他の有望な太陽電池についても重要な新記録が複数報告された。ペロブスカイト関連では、面積0.05cm²の小型ハロゲン化鉛ペロブスカイトセルが28.0%、1cm²のペロブスカイト/シリコン多接合型太陽電池が35.2%の変換効率を記録している。

『Solar cell efficiency tables: Version 68』に登録されたミニモジュールの記録(上から3行目)

 また、既存技術や化合物系においても記録が更新された。面積140cm2の大型シリコン太陽電池で28.1%、大型シリコンモジュールで26.4%の変換効率を確認した。さらに、GaInP/GaInAs/Geセルを使用した面積805cm²のモジュールでは、モジュール効率34.4%を記録している。

参考資料: JET

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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