東急と桐蔭学園は、商業施設内の直射日光が入らない空間でのペロブスカイト太陽電池の実証実験を2026年7月17日に開始した。屋内光での発電性能を検証し、将来的に駅や既存建物などへの展開を目指す。東急が2026年8月4日に発表した。

フィルム型ペロブスカイト太陽電池
実証では、桐蔭横浜大学がフィルム型ペロブスカイト太陽電池を作製し、東急が運営する青葉台東急スクエア内の「東急沿線の仲介 青葉台店」(神奈川県横浜市)の区画に設置する。商業施設の屋内かつ公共空間で、一般客が身近に感じられる形で同電池の実証を行う日本初の取り組みだという。実施期間は約2〜3カ月程度を予定している。

実証実験の様子
設置後、直射日光が入らず人の往来が多い店舗内という環境下において、実際の発電性能や実用性を検証する。ペロブスカイト太陽電池は、従来のシリコン太陽電池と異なり、曇天や屋内光のような微弱な光環境下でも発電が可能である点が特徴だ。
本実証は、東急とシグマクシス・グループが推進する郊外まちづくり「nexus構想」に基づき、桐蔭学園、東急、東急電鉄の3者が締結した連携協定の一環として実施される。
今回の検証結果は、桐蔭学園、東急、東急電鉄が保有する既存建物、駅、車両、高架橋などへの同電池の設置、東急線沿線におけるまちづくりへの活用など検討に生かす計画である。
参考資料:東急
