【補助金】「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」総予算を70億円に大幅拡大

 環境省の「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」は、70億円の予算を投じ、重量のあるシリコン太陽電池の設置が困難な場所への導入モデル確立を支援するもの。

<ポイント>

・実施機関:環境省(経済産業省・国土交通省連携事業)
・執行団体:一般社団法人 環境技術普及促進協会(ETA)
・公募対象:地方公共団体、民間事業者・団体等
・支援対象:
(1)事前調査・導入計画策定
(2)従来型では設置困難な建物屋根、窓・壁面、インフラ施設等への導入
・補助率・上限額:導入計画策定:定額 / 設備導入等:2/3 または 3/4
・対象経費:耐荷重調査、現地確認、計画策定費、パネル購入・施工費
・公募期間:2026年度6月中旬~12月中旬

 ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出では、導入初期における発電コスト低減のため、将来の普及フェーズを見据えて拡張性が高い設置場所への導入を支援する。環境省と経済産業省、国土交通省が連携して実施する事業だ。2026年度予算案は70億円で、前年度の50億2000万円から大幅に拡充されている。

 具体的には、技術特性に応じた導入事例を創出するため、以下の2段階で支援を行う。まず、事前調査・導入計画策定フェーズでは、建物の耐荷重調査や現地確認にかかる経費を定額で補助する。次に、設備等導入フェーズでは、一定の性能基準を満たすフィルム型、ガラス型ペロブスカイト太陽電池の導入に対し、最大3/4の補助率を適用する。これにより、窓への設置や、耐荷重制限によりシリコン太陽電池の設置が難しかった既存建物への導入を促す。

 採択にあたっては、同様の施設へ施工を横展開できるモデルであることや、導入後の発電・運用データを提出し、国内の普及フェーズに向けた知見を共有することが求められる。環境省は本事業を通じて、設置場所の制約を克服した次世代太陽電池の普及基盤を構築する考えだ。

参考資料: 一般社団法人 環境技術普及促進協会環境省

よかったらシェアして下さい!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ペロブスカイトニュースの最新情報を日々追いかけ、お届けしています。

目次