道路脱炭素化に向け地方整備局などが実行計画策定、ペロブスカイトなど先進技術で加速へ

 国土交通省は、すべての地方整備局と高速道路会社が「道路脱炭素化推進計画」の策定を完了したと2026年5月19日に発表した。ペロブスカイト太陽電池といった先進技術の実装を通じ、道路分野の脱炭素化を加速する方針だ。

・全地方整備局等と高速道路会社が道路脱炭素化推進計画の策定を完了
・NEXCO西日本が高速道路施設へフィルム型ペロブスカイト太陽電池を導入

 2025年4月に公布された「道路法等の一部を改正する法律」により、道路管理者に対して管轄区域における実行計画である「道路脱炭素化推進計画」の策定が義務付けられた。

 現在までに、すべての地方整備局10ブロックと高速道路会社6社が同計画の策定を完了した。加えて、14の都道府県と20の市町村も同計画を策定済みだ。

 その中でペロブスカイト太陽電池を活用した事例としては、高速道路施設へフィルム型を導入したNEXCO西日本が挙げられる。軽量で柔軟性を持つフィルム型の特性を活かすことで、従来の太陽光パネルでは重量や形状の制約により設置が困難であったインフラ空間での発電が可能になる。

 その他の先進技術を活用した事例として、東北・北陸地方整備局による地中熱の活用や、中部地方整備局による使用済み電池を用いたソーラー街灯の設置も進められている。

 国土交通省は、こうした先進技術の実装を通じ、道路分野の脱炭素化を一層推進する構えだ。

参考資料: 国土交通省

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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