三菱ガス化学は、2027年に開催される「国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」において、同社の高機能ポリカーボネートと一体化したペロブスカイト太陽電池をコンセプト展示すると、2026年8月6日に発表した。同電池を開発するエネコートテクノロジーズと連携し、建物やインフラなどでの設置可能性を提示する。
三菱ガス化学を代表とする企業グループは、2027年3月19日から9月26日にかけて横浜市で開催されるGREEN×EXPO 2027で、横浜市が設置する「建物空間を活用した発信拠点」における先進技術の展示体験に関し、同市と協賛契約を締結した。同拠点内の「ライフスタイル・ゾーン」「フューチャー・ゾーン」という2つの施設で、展示を実施する。

展示では、エネコートテクノロジーズが開発したペロブスカイト太陽電池と、三菱ガス化学の軽量性、耐衝撃性、デザインの自由度を備えた高機能ポリカーボネート部材を一体化したコンセプトモデルを提示する。ペロブスカイト太陽電池が街の景観に自然に溶け込みながらエネルギーを生み出す「未来の街」を模型で表現することで、建物やインフラなどへの実装について可能性を示すという。
また、ペロブスカイト太陽電池に加え、三菱ガス化学が推進する環境循環型メタノール「Carbopath」についても展示する。二酸化炭素(CO2)や廃プラスチック、バイオマスなどの廃棄物から合成可能なメタノールを介して、エネルギーや素材を生み出す環境循環型プラットフォームの仕組みを、ジオラマや映像を用いて紹介する。
