PXPと東プレは、薄型のカルコパイライト型太陽光パネルを搭載した低温物流車の実車走行試験を開始した。2025年12月24日に発表した。
・太陽光パネルで発電した電力を冷凍機のアシスト電源として活用し燃料消費量の削減効果を測定
・市街地走行を含む実際の物流オペレーションを想定し走行中および停車時の発電量や導入効果を定量的に評価

実証では、神奈川県の令和7年度事業「2050年脱炭素社会の実現」に資する研究開発プロジェクトの一環として、カルコパイライト型太陽光パネルを搭載した試作車を製作した。このパネルは銅などを主原料とした無機化合物半導体系で、従来のシリコン型と同等の耐候性を持ちながら、薄く、軽く、曲げられるという特徴を持つ。
走行試験では、パネルによる発電電力を庫内冷却用の冷凍機に供給し、実際の物流現場における実用性を検証する。具体的には、走行・停車時における太陽光発電量、冷凍機への電力供給効果、そして燃料消費量の削減効果などを検証する。
神奈川県相模原市内に拠点を置く両社の連携により、クリーンエネルギーを活用した低温物流車の運用モデル確立を目指す。今後は、得られた知見をもとに発電効率の向上や低温システムの高効率化を進める。
参考資料: PXP
