セブン‐イレブン・ジャパンは、愛媛県の新店舗にペロブスカイト太陽電池を設置し有効性を検証すると2026年7月22日に発表した。
・新店舗にペロブスカイト太陽電池を設置し有効性を検証
・創エネや蓄エネを組み合わせた最新設備のテストを実施
セブン‐イレブン・ジャパンは2026年7月23日、愛媛県四国中央市に環境配慮型の最新店舗「セブン‐イレブン四国中央中曽根町店」を開店する。
同店舗では四国の有力企業と連携し、創エネ、省エネ、蓄エネを組み合わせた最新エネルギー設備のテストを実施する。その一環として次世代太陽電池であるペロブスカイト太陽電池を設置し、実際の運用を通じて有効性を検証する。

店内に設置したペロブスカイト太陽電池
ほかにも、店舗屋根上の太陽光発電や、フェンス形状を活用した垂直ソーラーを導入し、敷地空間を生かした発電を行う。さらに、小型蓄電池とエネルギーマネジメントシステム(EMS)を導入し、再生可能エネルギー電力の最大活用に向けた各種実証研究を実施する。空調にはパナソニック HVAC & CCの業務用空調向けIoTサービス「Panasonic HVAC CLOUD」を採用する。同サービスにより、AI技術が利用者のリモコンデータを学習して空調の最適運転を支援することで、快適性と省エネの両立を目指す。

フェンス形状の垂直ソーラー
同店舗は愛媛県産材を中心とした国産木材を100パーセント使用した木造店舗となっている。運用にかかる電力は四国電力の協力のもと、四国の木材を活用したバイオマス由来の再生可能エネルギー電力を100パーセント使用する。将来的な建替えや解体時を見据え、発生する木材をバイオマス発電の燃料として活用することや、発電時に生じる灰などの副産物を建材や肥料等へ循環利用することも視野に入れており、環境と地域の両面から持続可能な店舗づくりを進めていく方針である。

店舗建築における資源循環のイメージ
セブン‐イレブン・ジャパンは、四国エリアで、四国電力の協力のもと、セブン‐イレブン約300店舗で四国の木材を燃料としたバイオマス発電由来の電力の活用を進めている。店舗における使用電力のうちバイオマス由来が約75%を占めるなど、地域の特性を活かした再生可能エネルギーの活用を推進しており、四国中央中曽根町店はその取り組みをさらに進めた店舗として位置づけている。
参考資料: セブン‐イレブン・ジャパン
