中国のジンコソーラーは、ペロブスカイトとシリコンを組み合わせたタンデム型太陽電池で変換効率34.82%の世界記録を達成したと2026年6月17日に発表した。
・N型TOPCon/ペロブスカイトのタンデムセルで変換効率34.82%の世界記録
・複合パッシベーションコンタクト構造など複数の技術革新により高効率化を実現
ジンコソーラーが開発した、ペロブスカイトとシリコン技術であるN型TOPConを組み合わせたタンデムセルが、変換効率34.82%を記録した。今回の測定結果は、中国科学院上海マイクロシステム・情報技術研究所による認証を受けたものである。
同社がこれまで保持していた34.76%の世界記録を更新する結果となった。同社による太陽電池変換効率およびモジュール出力の世界記録更新は、通算33回目となる。
今回の効率向上は、TOPConセルにおける複合パッシベーションコンタクト構造や、多次元界面パッシベーション技術、結晶成長制御技術、光学カップリング、光マネジメント技術といった複数技術の進展が寄与しているとする。
今後、同社は、TOPCon技術とペロブスカイトタンデム技術の研究開発を進め、より高効率で信頼性の高い太陽光発電ソリューションの提供を目指す。
参考資料: ジンコソーラー
