日本精化が逆構造型・タンデム型ペロブスカイト向け正孔輸送材を開発

 日本精化は、ペロブスカイト太陽電池の逆構造型向け正孔輸送材料を開発したと、2026年5月28日に発表した。

・提供中の順構造型向けに加え、新たに逆構造型向けの正孔輸送材料を開発
・溶液法と真空蒸着法の双方に対応

 ペロブスカイト太陽電池は、光を取り込む透明電極、電子輸送層、ペロブスカイト層、正孔輸送層、裏面電極という主に5つの層からなる。この順に積み重なる構造を「順構造」と呼び、電子輸送層と正孔輸送層の順番が入れ替わったものを「逆構造」と呼ぶ。

 これまで、日本精化は、順構造型向けに広く採用され溶液法での成膜に適した「Spirokite-NS(一般名:Spiro-MeOTAD)」を製造・販売してきた。

 今回、逆構造型ペロブスカイト太陽電池やペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池に向けた正孔輸送材料「Spirokite-TTB(一般名:Spiro-TTB)」を新たに開発した。

 Spiro-TTBは、溶液法、真空蒸着法という双方の成膜にも適用可能である。また、ガラス転移温度が149℃、融点が290℃と、従来のSpiro-MeOTAD(転移温度125℃、融点251℃)を上回り、高い耐熱性を持つ。

参考資料: 日本精化

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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