第一実業、パナソニック子会社製のタンデム型ペロブスカイト向け開発装置を中国初出展

 総合機械商社の第一実業は、中国で開催される展示会にペロブスカイト太陽電池向けの開発装置を初出展すると、2026年5月29日に発表した。

・PPE製のインクジェット工法開発装置の実機を展示
・凹凸基板への均一塗布が可能でタンデム型の製造に対応

 第一実業のグループ会社である上海一実貿易は、2026年6月3日から同5日に、中国上海市の国家展覧センターで開催される「SNEC第19回(2026) 国際太陽光発電とスマートエネルギー(上海)大会及び展覧会(PV POWER EXPO)」に出展する。

 同展示会では、パナソニック プロダクションエンジニアリング(PPE)が開発した、ペロブスカイト太陽電池向けのインクジェット工法開発装置の実機を中国で初めて公開する。

 この装置は、凹凸のある基板に対しても均一性の高い塗布が可能であり、タンデム型ペロブスカイト太陽電池の塗布工程に適しているという。また、パターン塗布に対応する。

 グローブボックス(密閉装置)内にインクジェット塗布機と真空乾燥炉を搭載し、塗布から乾燥までの工程を単一の装置内で完結できる。さらに、液滴の吐出状態を確認する飛翔観測ユニットや、着弾精度を観測する機能が標準で組み込まれている。

 用途に応じて高精細や耐溶剤性、高粘度対応など各種インクジェットヘッドを選択できる。それらを並列に配置することで一括塗布(ワンパス印刷)を可能にする。研究開発からパイロットライン、量産設備まで、用途に合わせた装置の設計・製造に対応するとしている。

参考資料: 第一実業

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ペロブスカイトニュース編集部は、次世代太陽電池の最新情報を独自の視点で整理し、お届けしています。技術動向から、社会実装の現場、市場を牽引する企業の戦略までを、環境・エネルギー分野の専門的な知見に基づいて厳選して伝えます。

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